日本経済のプラス要因とマイナス要因
日経平均が、3万円を超える!? ヘリコプターマネーと、日本の4つのリスク 市場予測・9
プラス要因の一つとして、ヘリコプターマネーというものがあります。
あたかも、空からお金がばら撒かれるようなことを表した言葉です。
簡単に言うと、日銀が、市場にお金をばら撒くことで、
市場の経済活動が活発になり、景気を回復させる目的です。
これを行えば、間違いなく、中長期の株高円安になると言われています。
しかしながら、インフレのリスクがあり、危険とも言われています。
基本的には、日本以外ではやっている所がありません。
日本は、戦前にも行っていて、高橋是清が行ったときはスゴイ成功しました。
二つ目のプラス要因は、国民のタンス預金が多いということです。
そのタンス預金を消費・投資に回せば経済が回るということで、
相続税対策として、永久債などを行い、経済を活性化させようとしています。
3つ目は、日本は借金大国と言われていましたが、数年前に、
公開されたバランスシートをみると、実は日本政府はかなりの財産があったこと
が分かりました。
日本政府より、お金を持っている先進国はないといわれるほどお金があったそうです。
もう一つは、チャイナリスクに備え、国内の企業は影響が少なくなるよう、
中国の株をあまり持ちすぎないようにしているということです。
さらに、失業率が3.0%台まで低下したことです。
また、外国人観光客が、180万人を超え、史上最高になり、
それは、世界の訪れたい町ランキングで京都が一位になったことが
関係しています。
また、日本のGDPを600兆円にすると、宣言されたことです。
その為の政策の一つとして、ヘリコプターマネーなどです。
もし、600兆円を達成すれば、日経平均は3万円を超えるといわれています。
続いて、マイナス要因の一つ目は、
日銀のマイナス金利の導入です。
これは、お金の流れを良くして、景気を良くしようというものでしたが、
それほどうまくいきませんでした。
二つ目のマイナス要因は、アメリカのFRBの利上げ。
利上げを見越して、ヘッジファンドがドル買い、円売りが進み、
利上げが決定するまでに、為替は乱降下するといわれています。
株はいつかは下がるから、いつ来てもいいように防災対策と同じで
対策しておく必要があります。
いつ起こるかは誰にもわからないが、確実に起こるのは確かであるから
対策が必要です。
もう一つのマイナス要因は、地政学リスクです。
これには中国の潜伏主導や北朝鮮の暴発の問題などがあります。
プラス要因とマイナス要因をトータルで考える事が大事です。
一つで考えるのではなく、トータルで考える事が大事です。
日本単体でみると、プラスだが、世界全体でみると、マイナスであり、
暴落に備える必要があるみたいです。
日本だけでなく、世界情勢にも詳しくなる必要がありそうです。
さらに勉強を続けていきます!