ドイツ銀行問題とは?


ドイツ銀行 10月と11月の、最新情報 ヘッジファンドの動きと、反対意見 市場予測・追加1

 

ドイツ銀行とは、ドイツにある民間の銀行です。

ドイツ銀行は、世界第4位の銀行です。

問題として、いわゆるデリバティブを多く抱えています。

 

そして、ドイツ銀行の経営破綻の規模は、

リーマンショックの約100倍ともいわれています。

 

ドイツ銀行は、7500兆円分のデリバティブを抱えているらしいです。

それは、世界一の規模で、

例えば、ドイツの国のGDPは約400兆円であり、約19倍、19年分も

所有しています。

また、ユーロ圏全体と比較しても約5倍もあります。

リーマンショックで飛んだお金は40兆円ということを考えると、

とても大きな影響を与えそうなことは容易に理解できます。

 

天文学的な数字のディリバティブを一民間企業が持っていて、それが、

財政危機にあるということです。想像に絶します。

 

ドイツ銀行問題が、ヨーロッパでどのくらい危険と捉えられているかというと、

ドイツの大手銀行の、通称、フランクフルト新聞が冷戦以降、

政府が、国家的危機に備えて、市民に食料と水を備蓄することを

報じるくらいです。

 

さらに、一部のヘッジファンドが、ドイツ銀行向けのエクスポージャー(リスク資産)

の縮小に動き出しています。

また、ドイツ銀行のプライムブローカーサービスを利用している10社の

ヘッジファンドが、保有する上場ディリバティブを他社に移行しだしました。

つまり、投資のプロたちがドイツ銀行と距離を置きだしたということです。

 

しかしながら、ドイツ銀行の危機は、ディリバティブは

実際の額ほど大きくなく、負担額は小さいとも言われています。

 

しかし、ドイツ銀行の最大の問題は、ほとんど利益が出ていないことだとも

言われています。

 

いずれにせよ、情報をうのみにせず、自分で考えて行動することが大事です!